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2018.09.12 UP
震度7です。・・・札幌でも震度6弱でした!!

6日未明に北海道で大地震が起きました。地盤の崩壊や家屋の崩壊で震源地近くの40数名の方が亡くなりました。私の住まいがあるところは札幌市の北区で震度5強(強震)でした、当初の気象庁の情報では札幌市内で一番揺れた地区との情報でしたが、翌日新たな情報では東区の元町から栄町周辺が震度6弱(烈震)との事でした。札幌市で震度6(烈震)を記録したのは初めての事とのこと。震源地の厚真町近辺は震度7(激震)が記録されていました。知ってましたか?地震の震度最高値は震度7(激震)なんですよ、震度8も震度9も震度10もありません。地震報道番組なんかの論議の中で、今後震度7以上の地震が来たらなんて言う識者(?)がいますが、それはありえないことなのです。地震の階級では「震度7が震度階級では最大」なのです。専門家でも「今後震度8クラスが来たら?」なんて発言する人がいたりしますが、それはありえません、少なくとも地震ではありえないのです。これ以上は火山噴火による地球規模の大地殻変動や彗星等の大規模な天体の地球への衝突による災害などが考えられますが、考えてもアホのような話ですし、心配してもアホな話です、地球が消滅するような話で考えても仕方ない話なので止めましょう、遠い遠い未来に人類が宇宙に移住できるようになった時に考える話です。

今回の震度7,札幌市内で震度6や5は地震としたら最高に強い地震なんですよ。要は揺れの程度は東北の震災や熊本の地震と同じクラスなんですよ、でも札幌なんかでは道路や地盤は多少壊れたが、なんとなく大地震があった感じがしない。停電や断水はあり皆苦労しているが、何にかが違う???・・・・解りました!!!壊れた家が殆ど無い、古い家は多少は壊れたが、たかがしれている程度である、熊本と根本的に違うのは、崩れた家や屋根が殆ど無い事、今日高架のJRの窓から見た街の景色は全く異常なしの家と屋根ばかりなのです。で私が思うには、札幌は雪国、大概の家は冬に備えて造られている。耐雪仕用の家は耐震なんだろうか?確かに土台も基礎も柱も屋根も構造も冬の大雪や風に耐えられるように建てられている、多分?それが今回の家屋被害に対する大きな違いだと勝手に思う次第である。

(参考)地震が起きるとよく聞く数値にマグニチュード震度がありますが「マグニチュード」は地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしです。一方「震度」は、ある大きさの地震が起きた時の私達の生活している場所での揺れの強さのことです。例えば、マグニチュードの小さな地震でも震源からの距離が近いと地面は大きく揺れ、震度は大きくなります。マグニチュードの大きな地震でも震源から距離が遠ければ地面はあまり揺れず、震度は小さくなります。

2018.07.19 UP
昔のバブルのこと・・・・・

昔々、今から30年くらい前の話。私は当時札幌のススキノに住んでいたような時代がありました???家にいる時間よりススキノにいる時間の方が長かった???ような気がする???この時期(1986年12月~1991年2月までの51ヶ月間)歴史上(少々大げさ)では日本のバブル経済時代と言われています。多分あんな時代は日本の歴史上なかったろうし、今後も発生することは無いでしょう。

日本で起こった空前の資産価格の上昇と好景気、それに付随して起こった様々な社会現象を称してバブル景気、バブル経済などと言います。でも最後は見事に大弾けでバブルは見事にきれいに無くなりました。そして、その跡には死屍累々の大惨事が残りました、倒産した銀行や会社は数知れず、破産した人も数知れず。栄華の代償はとても大きかったのです。その後の20年以上にわたる長期不況(これを称して日本の失われた20年とも言います)の引き金となりました。

でも現代の若者には悪いけど、同世代(バブル時代に30代・40代だったサラリーマン、中でも営業マン)が集まると今でもバブルの話で盛り上がります。イヤー!!!本当に、あの時代は、ある意味楽しかったね、後始末のことは別にしてと。本当に今なら考えられない金銭感覚でしたね、仕事も遊びも、仕事は億単位の話は当たり前、遊びもバックに金を一杯詰めて歩き回っている人がススキノにも沢山いました。とにかくお金が余っていた、だぶついていた、銀行は金を、借りてくれ、借りてくれ!!!のお願いの状態。(なんせ当時の銀行の定期預金は、預けて10年経つと元本の倍以上になって返ってくるという高利率) その金が一番注ぎ込まれたのが土地資産でした、特別に土地バブルという言葉があるくらいなのです。都心に土地を持っていた人は、あっという間に億万長者になりました。(うまく売り抜けた人の話ですよ!!)とにかく日本中(特に東京等の大都市)の土地の価値が上がりました、想像を絶するくらい。

ちなみに皇居の土地の値段が、カナダの土地全部の値段と同じ山手線内側の土地価格でアメリカ全土が買える算出結果となったのです???!!!とにかくめちゃくちゃでした。だから弾けた後遺症も超絶大だったのです。でも・・・・あの時代を経験・体験できて良かったなと懐かしく思うのは犯罪的なのでしょうか・・・・・・・・???

2018.07.18 UP
隻手の声・・・・・

今日読んだ本の題名が”隻手の声”と言う、あまり普段は聞き慣れない言葉でした。禅に造詣がある方は御存知かもしれませんが、この言葉は江戸時代中期の高名な禅僧(白隠和尚)が修行僧に問いかけた問答(公案と言うそうです)だそうです。

昔風に言えば「両掌(りょうしょう)打って音声(おんじょう)あり、隻手(せきしゅ)に何の音声かある」となります。※隻手とは片手のことです  今風に言えば「両手を打つと、音が響きます。しかし、片手では、どんな音がするでしょう???」  片手では、打つことができません。当然音も響かないでしょう。その音をどう聞くのでしょうか?この公案を「隻手(せきしゅ)音声(おんじょう)と言うそうです。いくら耳で聞こうとしても不可能ですよね。頭で考えても答えが出ることでは無いようです。「隻手(せきしゅ)音声(おんじょう)に、何か意味のある答えは無いのです。

世の中には、言葉では説明できないことがたくさんあります、人や物から、無言だが自分に強く何かを訴えるものを感じる事はありませんか?日常の理屈や分別に固執していては感じることはできませんが、世の中は、本当に言葉では説明できないことが満ち溢れているそうです。

「隻手音声」とは、自分に向かって沢山の、声なき声、音のない音、が満ちている。音や声は耳で聞くものと云う固定概念を捨て去り、音声を目や鼻や肌など全身全霊で受け止めることが大切なのですよ!!!と言っている、一喝言です。

難しいですね、禅宗の公案は、修行が足らんね、まったく!!!

2018.06.06 UP
ただ、こどもたちのために・・・・

昨夜録画してあったNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」【ただ、こどもたちのために かこさとし最後の記録】を奥さんと観た。5月2日に92歳で亡くなられた絵本作家の生き様の記録である。NHKでも画面に、この番組は追悼番組ではありません、創作の現場を取材した最後の記録です、とわざわざ断りの文面を出していました。

NHKが、かこさんの1ヶ月限定取材を始めたのが3月中頃、病を抱えて体力の限界にある、この偉大な絵本作家の取材であった。作家の子どもたちへの思いが満ち溢れていた、92歳の老作家のどこにこんな情熱があるのだろう?この思いには歳は関係ないんだなと思いました。

本当に最後の最後まで、こどもたちのために創作に向かう姿、命を削るかのように、鉛筆でさえ重いはずなのに、そんな壮絶な日々の記録でした。番組の取材の中で92歳の誕生日を迎え家族に囲まれて祝う場面がありました、お孫さんのプレゼントがとてもとても素敵でした。

そして本当に最後の最後に編集者に託した、かこさんの最後の原稿、きっと素敵な絵本になって発刊されることでしょう、皆が待っていますよ。

話が飛びますが、同じNHKの番組の「グレーテルのかまど」でも、かこさんの【からすのぱんやさん】の中に出てくるユニークなパンを焼く番組が放送されていましたよ。

2018.05.31 UP
子供は七つまでは神のうち・・・

最近は、読書が退屈にならないように時代物と現代物を交互に読んでいる。この話は最近読んだ時代物の本に出てきたある言葉の話です。

その言葉は”子供は七つまでは神のうち”というものです。最新の医療の中で暮らす現代の日本の人々には?であろうが、日本でも一世紀前くらいまで、厳密に言えば近代化される前の日本では、この言葉は当たり前の事柄であった。現代社会でも貧困にあえぐ国々では、この言葉は現実のものである。とりあえず先進国と言われている日本では今はあまり聞かない言葉かもしれない。

日本で今でも11月15日に行われている「七五三」。子供の成長を祝うこの行事は、昔は重要な意味を持っていました。現在のように医療が発達していなかった時代、お産はつねに死の危険を伴うものでした。難産で亡くなる女性も多く、やっと生まれてきた子どもたちも死亡率が高く、幼いうちに子をなくしてしまう親が多かったそうです。”子供は七つまでは神のうち”と言われ、七歳までは神様から預かった子供であるという意味です。七歳まで無事に生きてきた子供の成長を祝い、氏神様に感謝のお参りをするのが「七五三」です。これを契機に子供は現世に生まれ変わり、自分の足で生きていくことになります。

「七五三」について

三歳・・・・髪置きの祝い(男女)                        男子は剃っていた髪を伸ばし始め、女子はおかっぱ頭から結髪に改める。

五歳・・・・袴着の祝い(男子)                         男の子に初めて袴を着せる。

七歳・・・・帯解(女子)                            帯の代わりに身につけていた紐を取り、初めて帯を結ぶ。

これが「七五三」の原型ですが武家社会で行われていた慣習で、一般庶民のものではありません。またこの慣習は関東地方の慣習で、関西では一般的ではありません、関西では数え十三歳の「十三参り」がこれに代わるものでした。現代では形式化されていますが、親が子供の健やかな成長を願う行事として現代に伝わっています。

”子供は七つまでは神のうち”、今の日本では、この言葉は死語になりました。でも現在世界中で一年間で五歳未満で亡くなる子供が660万人近くいることを知っていますか?これでも各国や民間団体が取り組んできた努力があっての数字なのです。1990年には倍の1260万人の子供が五歳になれずに亡くなっていました。現代社会では貧困や病気だけでなく数々の紛争や戦争も大きな原因となっているそうです。本当に戦争を止めれない人類はアホなんだろうか???

2018.05.15 UP
猫も20歳を過ぎれば猫又(妖怪)の資格を得る・・・・・・

日本は世界の他の国からみればとても変な国だ。その変な代表格は人間を含めた生きの物の生前・現世・死後への感じ方かもしれない。日本へは大和時代に仏教が入り、武士の時代には儒教が入り、キリスト教も来たけれど、結局どれも日本人の精神を支配できなかった。寺は日本中にあり、死んだら墓は寺にはあるが、でもキリスト教徒やイスラム教徒のような一神的な精神の支柱ではない。毎年、新年のお参りは神社だし、結婚式は教会でなんて人も大勢いる。今色々な国の人が日本へ来るが、多分この世界でも稀な宗教観には皆最初はビックリ、でもこれもありかな?この方が平和で幸せかも?なんて思うかもしれない。

なんせ年季の入った八百万の神々の国だから面白い。日本人はこんなことを言う、例えば猫も長生きすると猫又(妖怪)になる、道具だって壊れずに百年経つと、あやかしになる。国中で、地域で色々な精霊が人間と暮らしていても不思議ではないと考えるのが日本人。

最近、岩手の遠野に関する本を読んだ、色々な伝承が数多く残されている地域の話で面白かったし、宮部みゆき百物語シリーズも大変面白い、浅葉なつ神様の御用人シリーズも面白く、先日第7巻を読んだけど日本書紀以前の神様がたくさんが出てきて、とても面白く読ませてもらった。こうゆう系統の本が好きなのは典型的な日本人なのかな????と思う次第です。

2018.05.08 UP
加古里子さんの死を悼んで

加古里子さんが亡くなられた、92歳は大往生であろうか。知らない方は女性?と思うかもしれないが、”かこ さとし”と読みます、立派な男性のお爺さんです。

絵本や児童文学などに興味が有る方はご存知かと思いますが「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」などで知られる絵本作家です。60年近い作家生活の中で生涯現役を貫き死の寸前まで絵本を書き続けていました、その数600点近くになります。

加古さんは変わった経歴の持ち主です、戦時中は東京大学工学部の学生でした、そして多くの仲間が戦場へ散っていくなか、軍国少年だった加古さんは極端な近視で兵役を外され思わぬ生をもらうのでした。大学を卒業し終戦後、昭和電工と言う会社に勤めます。これもご存知の方は余りいないかもしれませんが、戦後の政財界やGHQを巻き込んだ大疑獄事件「昭電疑獄」、これで時の芦田均内閣が崩壊するのですが、なんと入社して直ぐに会社は社長は逮捕されるや大変な状況でした。給料が出ずに代わりに佃煮が支給されたそうです、でも大混乱の会社を彼は辞めず大学時代から志した研究に没頭し36歳のときに博士号を取ります。

会社に勤めながら、戦後の教育や医療などに困難を抱えた人々を支援する「セルメント活動」に力を注ぎます、この中で戦災にあった子どもたちへ観せていた紙芝居が福音館書店の編集者の目に止まり59年に絵本「だむのおじさんたち」でデビュ-したのでした。加古さんは「かわ」「海」「地球」「宇宙」など、子供の好奇心を引き出す科学絵本も数多く手がけています、自分が学生時代に学んだことや知識をもとにして、専門家に取材し最新の知見を盛り込み、わかりやすい文章や、押絵や、図版を多くして子供が喜んで学べる本にしています。

※「かわ」は絵巻じたての絵本で折り畳まれたページを広げると約7mにもなります両面印刷で、表はカラー(4色)印刷、うら面は、黒と水色の2色印刷になっています。表と裏、二通りの楽しみ方ができますよ。川の源流から海までの川の旅が一望できる本です、こんな本他にはありませんよ、ぜひ本屋さんで見てみてみて下さい。「海」も「地球」も「宇宙」も全部すばらしいから是非見てみて欲しい!!!大人が持っていてもいい絵本ですよ。

2008年には約29万点の資料をもとにまとめた「伝承遊び考」全4巻を完成させ菊池寛賞を受賞しています。亡くなる寸前まで盛んな創作意欲を見せていましたが5月2日亡くなられました・・・・・・・・・・合掌

 

2018.03.29 UP
完全数496

神の数式については頭が混んがらがってしまったので、もう止めましょう、おしまい。

今日は前回に出現した完全数496について、面白そうな資料からの抜粋を載せます。
完全数496なんて普段の生活に全く関係ないから、多分ほとんどの人が初めて聞く数字の話ですよね。


では始めましょう!!!

完全数”496″は宇宙を表す神秘的な数字? 古代ギリシャから受け継がれた神の数宇宙は”496”に支配されている???何だ-!それ-!
パッと見は特に何の特徴もない数”496″が、実は宇宙の真理を表す特別な数字かもしれません。
ここでは、”496″を数学的な観点から見た興味深い性質と、この数字に関わる歴史的な事実について紹介します。

”完全数”という数を知っていますか?これは、造語ではなくれっきとした正しい数学用語です。
”完全な”数なんて、何だかすごいネーミングですが、どのような数が完全数なのでしょうか。

例えば完全数は下のような数です。

・6

・28

・496

・8128

などです。10000以下の数で完全数はこの四つだけです。
これらの数字の共通点は、自分以外のすべての約数を足すと、自分自身の数になるということです。
例えば完全数の中で最も小さい”6″を考えます。”6″の約数(6を割り切ることができる数)は、”1″、”2″、”3″、”6″の四つです。
この四つの数で”6″を以下のように割り切ることができますね。

・6 ÷ 1 = 6

・6 ÷ 2 = 3

・6 ÷ 3 = 2

・6 ÷ 6 = 1

そして、この四つの中の自分自身の数”6″以外を足してみます。

1+2+3=6

すると、再び自分自身の数”6″になりました。これが完全数です。

“6”では、あまり感動がないかも知れませんので、”496″で同じようにやってみましょう。
“496”を割り切ることのできる数は、次の10個の数です。

・496 ÷ 1 = 496

・496 ÷ 2 = 248

・496 ÷ 4 = 124

・496 ÷ 8 = 62

・496 ÷ 16 = 31

・496 ÷ 31 = 16

・496 ÷ 62 = 8

・496 ÷ 124 = 4

・496 ÷ 248 = 2

・496 ÷ 496 = 1

そして、最後の自分自身(496)以外の数である9個の数字をすべて足すと、

1+2+4+8+16+31+62+124+248=496

となり、見事に自分自身の数に戻ってきました。

上で示したその他の完全数(”28″や”8128″)も同じ性質を持っています。
ちなみに、”8128″の次の完全数は、一気に値が大きくなり”33550336″となります。

完全数の中でも”496″は特別な完全数であると言えるかもしれません。それは、完全数であるための性質以外にも色々な面白い特徴を持った数だからです。
約数の数がキリのよい10個

上でも見たように、自分自身を含んだ約数の数がキリのよい10個となっています。

二進法での表示が美しい

“496”を二進法(10ではなく2で繰り上がる数値の表現方法)で表現すると、

(十進法)496=(二進法)11110000

となり、1と0が四つずつきれいに真ん中から分かれています。

素数31が隠れている   ※素数てなんだ?は自分で調べて下さいね。

“496”は”31″と深い関係があります。まずは、1から31までを足してみましょう。

1+2+3+⋯+29+30+31=496

このように、1から31までの連続する整数を足すと、”496″になりましたね。

次に、”496″を2で割り続けてみましょう。つまり半分にする作業を続けるということです。これを半分にできないところまでやってみます。

・496の半分 = 248

・248の半分 = 124

・124の半分 = 62

・62の半分 = 31

最後は”31″になりましたね。数式で書くと、

496÷(2×2×2×2×2×2)=31

と書けます。ここでも”31″が登場しました。※さっぱりわからんゾ!!!

このように、”496″は完全数である以外にも様々な美しい性質を持っているのです。

ここからは、少し数学的なことではなくなってしまいますが、”496″にまつわる歴史的なことを紹介します。
“496”は古代ギリシャの時代からすでに特別な数字であることが認められていました。
古代ギリシャが栄えたのは紀元前3000年頃であり、今から約5000年前です。古代ギリシャにも数学者は存在し、初めに紹介した四つの完全数、

・6

・28

・496

・8128

は彼らによってすでに発見されていました。パソコンどころか電卓もない5000年前にこれらの完全数を発見するなんてすごいですよね。
そして、とくに”496″を神秘的な数字として扱っていたといいます。もしかすると、現代の私たちも気づかない”496″の秘密に気づいていたのかもしれません。
ちなみに、新約聖書の一つである”ヨハネによる福音書”の一章は496の音節から構成されています。これは偶然かもしれませんが…

宇宙の真理は”496″?
“496”は、宇宙の真理に深く関係しているかもしれないのです。
宇宙物理学といえば、天才アインシュタインが生んだ相対性理論ですが、宇宙の基本的な運動を理解するには、素粒理論を理解する必要があります。

前回出てきましたね、苦労の末に当時マイナーだった二人の宇宙物理学者が”超弦理論”という宇宙を解明するための理論の研究を進めていましたが、どうにもこの相対性理論と素粒子理論の二つを矛盾なく説明することができませんでした。しかしある時、数式内に完全数”496″が出現して、それから相対性理論と素粒子理論の二つがうまく溶け合い始めたのです。その後も”496″という数字がたびたび数式内に登場し、宇宙の真理に近づく理論が出来上がってきました。・・この辺が全くわからない???

”496″が現れたのが必然か偶然かも分かりません。しかし、”496″には何か特別な力があるのではないかという????がたくさんあるのも事実です。

天才たちが100年かけて、現在この話がありますが、まだまだ、ますます、解けていない謎がたくさんあるそうです。・・奥が深すぎて全く見えません、特に私には。

いやはや難解なシリーズでした。こんな????を考えるのはボケ防止にはいいかも!!!

2018.03.27 UP
神の数式????の続きです。

はなはだ???の前回の続きです。


NHKスペシャル神の数式2「宇宙はなぜ生まれのか」では宇宙誕生の真理に向かって物理学者たちが更に挑んでいきます。これまでのところ神の数式に最も近い数式は、ミクロの素粒子の世界を完璧に説明した「標準理論」だとされていました、

でもドイツで開かれた理論物理学の学会で、車椅子の天才物理学者ホーキンズ博士が新たな疑問を投げかけます?”宇宙誕生の謎、その答えがある場所はブラックホールである。光さえも出てこれない巨大な重力の源だ。その数式が導ければ宇宙の謎が解けるだろ” 実はこの「標準理論」には「重力の数式」が含まれていませんでした。重力の数式とは1916年にアインシュタインが発表した「一般相対性理論」の数式です。


素粒子論と相対性理論、この2つの理論を束ねることができれば、それは神の数式となる。物理学者たちの新たなる挑戦が始まりました、多くの天才たちが挑戦しましたが、それは困難の連続だったようです。
天才たちの挑戦の結果新たにわかった事がありました。相対性理論は、数式の考察の過程で0次元の点の大きさしかないブラックホールの中心や宇宙の始まりには適応しないということでした。

それにいち早く気がつき、解決の糸口を掴みかけた若いロシア人物理学者がいました、彼は当時の物理学者が誰も理解していなかった相対性理論と素粒子の数式を完璧に理解し、そして2つの理論は合わせて計算すると矛盾が生じる事に気づいたのでした。でも彼は突然ソビィエトの秘密警察に逮捕され銃殺されてしまいます、31歳の若さでした。なぜ物理学に政治が介入したのか?真相は闇の中ですが、神の数式の解明はソビィエトに綻びを生じさせる危険思想に繋がると、スターリンに邪推されたから?と言われています。神の数式は共産主義理論の矛盾を暴く?とでも考えたのかもしれません。


しかし、この困難な解明は多くの物理学者達によって粘り強く続けられていました。ある日、当時では時代遅れとされていた分野である「弦理論」の研究をしていた二人の物理学者が相対性理論と素粒子の数式を結びつけようと計算していると、重要な計算結果に突然、完全数496が現れました。完全数496は古代ギリシャ人が天地創造の神の数字として崇めていた神秘的な数字でした。実際にこの数字が現れたとき、雷鳴が響き、そこに神の存在を実感したと二人は話しています。

彼らはこの「弦理論」をさらに進化させ「超弦理論」を提唱し今まで誰も解決できなかった無限大の壁を乗り越えたのでした。無限大の壁とは?・・・・今までは様々な素粒子の数式を組み立てても、一般相対性理論を組み込んだとたん、数式の分母にゼロが現れてしまい、分母がゼロだと数値は無限大に発散してしまう。精度を高めて更に計算を進めても無限大は無限大個出現してしまうのでした。世界にはブラックホールのようなものが満ち溢れているのではないか?数式が示しているのはそういうことでした。


しかし、その完全数496を数式に当てはめてみると相対性理論と素粒子の数式まで矛盾なく氷解して答えが現れたそうです。
※完全数とは???その数自身をを除く約数の和がその数自身と等しい自然数のことをいいます。例えば完全数6は、約数の和は1+2+3=6だから完全数となる。
でも不思議だよね!?なんで古代ギリシャの人々が崇めていた天地創造の神の数字と最先端の物理学者が導き出した数字がおなじ496なの?           

アァー難しいな!!今日もますます???になりました、頭疲れたから今日はここで終わり。

2018.03.22 UP
神の数式・・・・・わからないよねー??

中学、高校と物理は大嫌いでした。なぜ?なぜ?ちんぷんかんぷんで、自分で私は物理的思考の頭を持っていないのだと確信していました、今でも充分確信はしていますが。

そんな私が先日NHK の、とある番組に偶然出くわし視てしまったのです。このNHKスペシャル「神の数式」は2013年9月にNHK-BS1で4夜に渡って放送されたものの再放送でした。※今もNHKオンデマンドで見れますョ。
これは天才物理学者・数学者たちの100年の苦闘をドキュメントで演出した番組でしたが。まるで良質のドラマ見ているような感じがしたのです。


神の数式1「この世は何から出来ているのか」の冒頭は、未発見の最後の素粒子・ヒッグス粒子の巨大加速器での劇的な発見シーンから始まり、宇宙創造への役割を担っていたヒッグス粒子の解説が始まるのですが、この宇宙を解明する数式を、アインシュタインや湯川英樹などの天才物理学者たちが紙と鉛筆だけで導き出したことには驚きました。

なぜコンピュータを使わないの??と大変だったらスパコンだってあるしと単純に思いました。でも新しい数式は、既成の概念で動いているコンピュータでは導き出せないのだそうだ。だから今も、新しい数式は天才たちが鉛筆だけで導き出してるそうである。改めてビックリである、だから物理学者や数学者たちが紙や黒板や床?などに延々と数式を書き続けるシーンを映画などで時々見るが、あれは彼らの世界では至極当然のことなのでした。いやはやビックリ知らないことばかりです。
オマケで知ったのは何故戦後の貧しい日本からノーベル物理学賞の天才学者が続けて3名も出たのか?は、とても必然的な話でした、物理学は才能と紙と鉛筆だけでできる費用のかからない研究だからだそうです。

この奇跡的に証明されたヒッグス粒子ですが、その先にはダークマターやダークエネルギーなどの難問が山積していて。今回の発見は、新たな素粒子物理学のほんの序曲にすぎないのだそうです。ますますさっぱり解りませんがボケ防止の勉強にはなります。


神の数式2「宇宙はなぜ生まれたのか」は、最後の難関に挑む天才たちの話です、ますますドラマチックでとても難しいが面白い話ですが。でも今日ここまで!!!


ホンマに物理のことはこのような簡単な文書を書くだけでも疲れる、やはり全くむいていない頭が欠如している、再度確信した。

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