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2018.03.27 UP
神の数式????の続きです。

はなはだ???の前回の続きです。


NHKスペシャル神の数式2「宇宙はなぜ生まれのか」では宇宙誕生の真理に向かって物理学者たちが更に挑んでいきます。これまでのところ神の数式に最も近い数式は、ミクロの素粒子の世界を完璧に説明した「標準理論」だとされていました、

でもドイツで開かれた理論物理学の学会で、車椅子の天才物理学者ホーキンズ博士が新たな疑問を投げかけます?”宇宙誕生の謎、その答えがある場所はブラックホールである。光さえも出てこれない巨大な重力の源だ。その数式が導ければ宇宙の謎が解けるだろ” 実はこの「標準理論」には「重力の数式」が含まれていませんでした。重力の数式とは1916年にアインシュタインが発表した「一般相対性理論」の数式です。


素粒子論と相対性理論、この2つの理論を束ねることができれば、それは神の数式となる。物理学者たちの新たなる挑戦が始まりました、多くの天才たちが挑戦しましたが、それは困難の連続だったようです。
天才たちの挑戦の結果新たにわかった事がありました。相対性理論は、数式の考察の過程で0次元の点の大きさしかないブラックホールの中心や宇宙の始まりには適応しないということでした。

それにいち早く気がつき、解決の糸口を掴みかけた若いロシア人物理学者がいました、彼は当時の物理学者が誰も理解していなかった相対性理論と素粒子の数式を完璧に理解し、そして2つの理論は合わせて計算すると矛盾が生じる事に気づいたのでした。でも彼は突然ソビィエトの秘密警察に逮捕され銃殺されてしまいます、31歳の若さでした。なぜ物理学に政治が介入したのか?真相は闇の中ですが、神の数式の解明はソビィエトに綻びを生じさせる危険思想に繋がると、スターリンに邪推されたから?と言われています。神の数式は共産主義理論の矛盾を暴く?とでも考えたのかもしれません。


しかし、この困難な解明は多くの物理学者達によって粘り強く続けられていました。ある日、当時では時代遅れとされていた分野である「弦理論」の研究をしていた二人の物理学者が相対性理論と素粒子の数式を結びつけようと計算していると、重要な計算結果に突然、完全数496が現れました。完全数496は古代ギリシャ人が天地創造の神の数字として崇めていた神秘的な数字でした。実際にこの数字が現れたとき、雷鳴が響き、そこに神の存在を実感したと二人は話しています。

彼らはこの「弦理論」をさらに進化させ「超弦理論」を提唱し今まで誰も解決できなかった無限大の壁を乗り越えたのでした。無限大の壁とは?・・・・今までは様々な素粒子の数式を組み立てても、一般相対性理論を組み込んだとたん、数式の分母にゼロが現れてしまい、分母がゼロだと数値は無限大に発散してしまう。精度を高めて更に計算を進めても無限大は無限大個出現してしまうのでした。世界にはブラックホールのようなものが満ち溢れているのではないか?数式が示しているのはそういうことでした。


しかし、その完全数496を数式に当てはめてみると相対性理論と素粒子の数式まで矛盾なく氷解して答えが現れたそうです。
※完全数とは???その数自身をを除く約数の和がその数自身と等しい自然数のことをいいます。例えば完全数6は、約数の和は1+2+3=6だから完全数となる。
でも不思議だよね!?なんで古代ギリシャの人々が崇めていた天地創造の神の数字と最先端の物理学者が導き出した数字がおなじ496なの?           

アァー難しいな!!今日もますます???になりました、頭疲れたから今日はここで終わり。